TOP SIGNAL · 2026-10-23

このボタンの動き、AIに渡せる。113の操作例を集めたTypeUI

ボタンを長押しして確定する。削除した項目を、すぐに元へ戻す。そんな画面の小さな動きを、その場で試してAIへの指示にできる。TypeUIが10月22日、113種類の操作例を公開した。開発者掲示板Hacker Newsでも、使い方をめぐるコメントが集まっている。 ボタン、入力欄、通知など11分野に分かれ、検索しながら実際の反応を確かめられる。入力ミスを知らせる動きや、アップロードの進み具合も見られる。選んだ例に対応する指示文をコピーし、Claude、Codex、Cursorなどへ渡す仕組みだ。 明るい画面と暗い画面、スマホ向けの表示にも対応する。完成画面の写真だけでは伝えにくい「操作すると何が起こるか」を、動く見本で共有できる。 今回確認した反響はHacker Newsでの50ポイント・20コメント。世界全体の人気順位ではなく、公開直後に開発者が反応した例として紹介する。

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WHAT IT MEANS · 鳥越康平

AIに渡す見本が、動き始めた。

ボタンを押したら何が起きるか。今日のTypeUIでは、そこまで触ってから、AIに作ってもらうものを選べる。

「いい感じに動かして」が、目の前の見本になる。これは伝えやすい。

少し待つ間に進み具合を見せる。消した直後には、戻す手段を残す。小さな動きの中に、使う人への説明が入っている。動く見本を渡せると、その説明まで制作の出発点にできる。

同じ日に一般提供されたOpenAIのDecisions APIは、会話の途中で次の動作を選ぶための仕組みを備える。発表には、話している人の言葉に合わせて、画面のアバターの表情を選ぶ例もある。

で、この二つを並べると、画面づくりの扱える範囲が広がっている。どんな動きをさせるかを見本で伝え、その動きを出すタイミングを会話に合わせて選ぶ。つながれば、返事を待つ間や操作した直後まで、細かく試せるようになる。

AIに渡す画面の見本は、押す前の姿から、押した後の応答までを含むようになる。

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鳥越康平
AI SIGNAL / FOUNDER & CREATOR

鳥越 康平 |Kohei Torigoe

AIプロダクトアーキテクト

25年以上にわたり、UI/UXデザイン、プロダクト開発、事業開発に携わる。自身でも会社を創業し、100人規模の組織を経営。

現在は、AIを活用した新しいプロダクトの企画・設計・開発に取り組む。

AI Signalでは、最新のAI技術を実際に試しながら、新しいプロダクトの開発を通じて見えてきた発見や、AIが切り拓く未来の可能性を発信しています。

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